「I病院改修工事」内部作業のまとめ

何回かに分けて作業の報告をしようと思ったのですが、あまり細かく記載しても取り留めもないなぁ・・・と思いましたので、内部と外部に分ける事にしました。

今回の工事で一番気にしながら進めるべき点は、診察を止めないで作業するために工程を複合的に進める事で、患者さんの動線を確保しながら作業を進めることが大変でした。

構造的にも壁を撤去出来るかどうか事前に検討しています。

あと、水廻りは配管が最初の図面と違っていたりするので撤去も大変ですし、水勾配的に設置位置からの距離が制限されたりするので事前に検討も色々必要です。

既存の配管を撤去して新設するためのハツリ作業があります。

間取りが大きく変わるところは天井の張替えは必要になるのですが、今回は出来るだけ工事範囲を抑えるために場所によっては一部張り替えにしています。

照明位置も変わるので電気配線の作業も大変です。

診察室を明るい場所に配置する事で、工期を分ける計画が可能になり診療をしながらの改修を実現したのですが、工事中は診察室の移動も大変で電子機器の多い受付の移動が一番大変でした。

既存の受付もやり替えますので仮受付を設けなければいけません。

タイミングを見てセキュリティも考慮しながらの設置です。

事務室内も机のレイアウトなど、より開かれたイメージで病院の顔となるように計画しました。

仮受付の後ろでは新しいカウンターの設置作業が進んでいきます。

他にも、今回の大事な改修内容の中に水廻りのやり替えがありますので、壁の仕上げも変えて雰囲気を一新いたします。

分かり難いですが壁のタイルが剥がれ落ちているのは工事前からです。

今回は壁のタイルが浮いているのを補修するとともに、剥落防止を兼ねてボードを貼る事で仕上げていきます。

トイレブースも車椅子が入るスペースを確保しております。

このようなカタチで内部を進める前から外壁周りの補修も同時進行で進めていきました。
次回は外部のまとめのお話です☆

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