曳家見学
少し前のことになるのですが
近所で知人の建設会社が曳家の見学会をするとの事で
見学に行ってきましたので報告いたします。
「曳家(ひきや)」とは建物や構造物を持ち上げて移動することを言います。
身近なところで言えば交流センターの横にある県政記念館が曳家にて移動しましたね。
さて、今回は住宅を道路拡張のために移動する作業でしたが
間近でじっくりと見てきました。
このようにジャッキアップした建物の下にレールを入れて移動します。
建物を横に移動させる機械は油圧式。
レールにジャッキを取り付ける人と別に、オペレーターが操作をします。
ちなみに下に潜るとこんなカンジ☆
皆さん!
なかなかこんなアングルで写真は撮れませんよ~(笑)
交差するレールの大きさは用途によって使い分けていますが
何か見覚えがありませんか?
・・・・・・・・・・そう!
何とJRや市電のレールを使用しているんです!
そしてこれが滑車。
このようにして建物をゆっくり移動させていくんですね!
道路拡張や区画整理など、建物を移動したい時などに
このように建物に負担をかけずに移動させる事が出来ます。
今後は建物をリノベーションする際に
配置を変えて使い勝手を良くするなど
さまざまな可能性や必要性が出てくると思います。
是非、皆さんもこのような事が身近で出来るのだと
心に留めておいていいかもしれませんね!