平成30年7月豪雨について


このたびは平成30年7月豪雨の被害に遭われました皆様に
心よりお見舞い申し上げます。

平成28年熊本地震や平成29年7月九州北部豪雨の際にも感じた事を
私なりに支援する側の注意点として記したいと思います。

まずは
<むやみに現地へ向かわないこと。>
野次馬的な気持ちで押しかけるのなんて言語道断。
例えボランティアで向かうとしても、自分の食料は確保して
ガソリンや食料など、本当に必要な人に回す事を優先し
現地に負担をかけないようにすることが大事です。

<現地からの物資要請がない限り、思い込みで物資を送らないこと。>
過剰に物資が届けば、整理が出来なくなり負担になるだけです。
箱の中身が分かるように種類毎に小分けするなど分かり易くして
現地行政などの情報に注意し、足りない物を送るようにしましょう。

<出所の不確かな情報の拡散はしないこと。>
情報の安易な拡散は正しい行動の妨げになることがあるので
不確かな事や不容易な情報を広めるような事をしないこと。
ネットなどの拡散は場合によって諸刃の剣になる事を理解しましょう。

<応援の手紙や折り紙の千羽鶴は避ける。>
メディアやネットで応援メッセージなどを上げるのは良いとしても
出来るだけ生活に必要なものを優先して届けたい時期です。
とくに千羽鶴は平和への祈りや、病気回復の願い事なので
災害被災地の直接的な復興には繋がりません。
配送など現地への負担は出来るだけ避ける配慮をしましょう。

また、寄付金や募金などについても種類があり
大きく分けて下記の3つがあります。

■「寄付金」:被災者支援活動をする団体(主に自治体)へのお金。
       このお金は公共道路などインフラの復旧支援事業に使用されることが多い。
       
■「義援金」:被災者へ家屋損壊などの程度に応じて直接渡されるお金。
       しかし、平等に渡すために事故からしばらく経ってから配布される。
       
■「支援金」:被災地で活動を行う団体や機関(NPO・NGO)に対してのお金。
       主に炊き出しや医療物資など活動する団体へ直接の支援が出来ます。

場合によっては税の控除もありますから
振込用紙は控えとして持っていてください。

まずは気持ちを押し付けるのでなく
相手の望む行動をとるように心がけましょう。

    

熊本地震被害調査~宇城市編~


先日、熊本の宇城まで地震被害の調査に行って参りました。

今回の調査は文化庁からの「文化財ドクター」という役割で
『ヘリテージマネージャー』の資格者が2次調査を行うものでした。

これは1次調査で被害状況を調査した後
被害の程度により補修が必要な建物に適切な見解を与える作業で
測量と調査票を作るのが役目になります。

「赤色・黄色・緑色」という張り紙で判定する
『応急危険度判定』とは異なり、具体的な被害を把握するため
1件1件詳しい被害状況を調査して行きます。

ここは一部の壁が崩れたり、向拝部分が崩壊したりして
応急処置的なものはしているものの
その後の補修方法を考えあぐねている状況でした。

「補修はしたいけど、まずは近隣住民の復旧が先でしょう。」と
調査した際に住職の方が苦しい胸のうちを語っていただきました。

他にも、なかには改修して20年弱で今回の地震により
大きな被害を受けたところもありました。

窓の数など明るさを確保するための配置が
かえって地震の影響を受ける原因になっていました。

ワイヤーなどでこれ以上は倒壊をせぬように処置をしているものの
工事自体は5年先になるかもしれないと言われているそうです。

熊本の地震はまだ終わっていません。

苦しんでいる方はまだまだおられますが
皆さん頑張っていらっしゃいますし
私達も少しでも力になれるように協力をしていきます。

何とか乗り切っていきましょう!
がんばれ熊本!

     

文化財調査派遣活動


熊本地震の影響で被害が出た文化財建物を調査をしに
今回は大分県の豊後大野地区を回ってきました。

鹿児島は廃仏毀釈が徹底されたので
古い仏閣はほとんど残っておりませんが
この近辺にはたくさんの歴史ある遺産が残っており
1チームで10箇所前後、2チームで2日間かけて調査しました。

幸いに大きな被害が見受けられるものは無く
滞りなく調査は進みましたが
深い山の中にも立派で歴史ある寺社が残っており
昔の活気ある集落を想い、その歴史に思いを馳せました。

今回はカメラが同行したメンバーのものだったので
殆どありませんが、なかでも印象に残ったのは
沈堕発電所跡だったのでスマホで何枚か撮って来ました。

一日も早い復興をお祈り申し上げます。

    

職業講話


先日、武岡台高校の職業講話「未来共創プログラム」へ
出前授業の一環として参加してきました。

広報委員会として前年度は委員長としてやってきましたが
今年度からは担当理事として参加することになります。

普通高校の学生さんに、大学進学や職業選択の一つとして
建築の「設計」というものに興味を持ってもらおうと始めた活動です。

記事には載っていませんが、建築にとっては重要な
構造のことについても興味を持ってもらうように
構造設計事務所のメンバーが参加して分かり易く説明したりしました。
今後も市内の普通高校を中心に活動を続ける予定です。

こらから先の時代、建築設計はハードはもとより
ソフトの部分でも「まちづくり」に関わっていく
大切な仕事になると思います。

少しでも「建築設計」の職業内容の周知、地位向上の力になれればと思います。

   

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