令和元年総会や受賞について


先週は鹿児島県、建築士会及び設計協会(建築士事務所協会)の
総会が行われました。

写真は建築士会の総会での写真ですが、設計協会(建築士事務所協会)の写真は
撮り忘れと言うか、撮る余裕がありませんでした。

と言うのも、恐縮なのですが協会内で行われた会員対象のコンペで
最優秀賞を頂きまして・・・・・(汗)
席が最前列の受賞者用の席だったので全体写真をなかなか撮れずにいたのでした。

コンペの内容は、震災などが起きた場合の仮設住宅で
みんなの集まる集会場を想定したアイデアを募る物でした。

応募者数は多く無かったのですが、それでも選ばれた事は嬉しいですし
誇りに思わなきゃいけないと思いまして此処に報告いたします。

ポイントはフレームパーツによる構造材の簡素化と
開放感のある外へ開いた間取りの確保です。
イメージはキャンプのテントから発想を得ました。

プランは協会で配布している情報誌「えすきーす」にて無料配布しておりますから
もし、宜しければ手にとって見てください☆

災害は起こらないほうが良いのですが、備えも大事です。
今後も一建築士として社会に貢献できたらと思います。

     

木造応急仮設住宅シミュレーション作業2019


本日、1月17日の阪神淡路大震災から24年と言う日に
鹿児島県は『木造応急仮設住宅』の
配置計画を行うシミュレーションを建築関係各団体と共同で実施し
私も建築士事務所協会(設計協会)として参加致しました。

まずは各団体事務局経由で出動連絡を回し明和中央公園に集合。

参加人数に合わせてグループを3つに分けることになりました。

そして、敷地図面を配られた後それぞれで測量を開始。

その後に原良団地集会場に場所を移して
各グループごとに配置計画を行いました。

私たちのグループは、それぞれの提案に幅を持たせるため
敢えて、敷地に対し効率性よりも配置に工夫をし
仮設住宅や集会場の使い方が画一的にならないように提案してみました。

それぞれのグループで計画の説明をしたあと一つのグループ案を参考に選び
現場に戻って、計画に従って地縄を張り(位置を出し)ました。

そして、位置出しまでの流れを把握した後に集会場に戻り
本日のシミュレーションについて問題点などを発表し合いました。

今回は事前に色々準備してあり、滞りなく進められましたが
図面の正確性や必要住宅戸数、指示系統の統一化など
非常時に向けての有意義なシミュレーションが出来たと思います。

このような非常事態は無いに越した事は無いのですが
もしもの有事に対して訓練をしておく事は重要だと感じた一日でした。

今後も私たちのようにきちんと団体に所属し
日々地域に貢献している建築士は今回のように
社会に対して貢献出来るよう陰ながら活動していきます。

    

平成30年7月豪雨について


このたびは平成30年7月豪雨の被害に遭われました皆様に
心よりお見舞い申し上げます。

平成28年熊本地震や平成29年7月九州北部豪雨の際にも感じた事を
私なりに支援する側の注意点として記したいと思います。

まずは
<むやみに現地へ向かわないこと。>
野次馬的な気持ちで押しかけるのなんて言語道断。
例えボランティアで向かうとしても、自分の食料は確保して
ガソリンや食料など、本当に必要な人に回す事を優先し
現地に負担をかけないようにすることが大事です。

<現地からの物資要請がない限り、思い込みで物資を送らないこと。>
過剰に物資が届けば、整理が出来なくなり負担になるだけです。
箱の中身が分かるように種類毎に小分けするなど分かり易くして
現地行政などの情報に注意し、足りない物を送るようにしましょう。

<出所の不確かな情報の拡散はしないこと。>
情報の安易な拡散は正しい行動の妨げになることがあるので
不確かな事や不容易な情報を広めるような事をしないこと。
ネットなどの拡散は場合によって諸刃の剣になる事を理解しましょう。

<応援の手紙や折り紙の千羽鶴は避ける。>
メディアやネットで応援メッセージなどを上げるのは良いとしても
出来るだけ生活に必要なものを優先して届けたい時期です。
とくに千羽鶴は平和への祈りや、病気回復の願い事なので
災害被災地の直接的な復興には繋がりません。
配送など現地への負担は出来るだけ避ける配慮をしましょう。

また、寄付金や募金などについても種類があり
大きく分けて下記の3つがあります。

■「寄付金」:被災者支援活動をする団体(主に自治体)へのお金。
       このお金は公共道路などインフラの復旧支援事業に使用されることが多い。
       
■「義援金」:被災者へ家屋損壊などの程度に応じて直接渡されるお金。
       しかし、平等に渡すために事故からしばらく経ってから配布される。
       
■「支援金」:被災地で活動を行う団体や機関(NPO・NGO)に対してのお金。
       主に炊き出しや医療物資など活動する団体へ直接の支援が出来ます。

場合によっては税の控除もありますから
振込用紙は控えとして持っていてください。

まずは気持ちを押し付けるのでなく
相手の望む行動をとるように心がけましょう。

    

熊本地震被害調査~宇城市編~


先日、熊本の宇城まで地震被害の調査に行って参りました。

今回の調査は文化庁からの「文化財ドクター」という役割で
『ヘリテージマネージャー』の資格者が2次調査を行うものでした。

これは1次調査で被害状況を調査した後
被害の程度により補修が必要な建物に適切な見解を与える作業で
測量と調査票を作るのが役目になります。

「赤色・黄色・緑色」という張り紙で判定する
『応急危険度判定』とは異なり、具体的な被害を把握するため
1件1件詳しい被害状況を調査して行きます。

ここは一部の壁が崩れたり、向拝部分が崩壊したりして
応急処置的なものはしているものの
その後の補修方法を考えあぐねている状況でした。

「補修はしたいけど、まずは近隣住民の復旧が先でしょう。」と
調査した際に住職の方が苦しい胸のうちを語っていただきました。

他にも、なかには改修して20年弱で今回の地震により
大きな被害を受けたところもありました。

窓の数など明るさを確保するための配置が
かえって地震の影響を受ける原因になっていました。

ワイヤーなどでこれ以上は倒壊をせぬように処置をしているものの
工事自体は5年先になるかもしれないと言われているそうです。

熊本の地震はまだ終わっていません。

苦しんでいる方はまだまだおられますが
皆さん頑張っていらっしゃいますし
私達も少しでも力になれるように協力をしていきます。

何とか乗り切っていきましょう!
がんばれ熊本!

     

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